「食べていくためなら、、仕方ない。。。」

あなたがフリーランスの音楽家なら、こんな気持ちを感じたことがあるかもしれません。

「本当にこんなことしていていいのかな…?」と、心のどこかでは感じていることでも、仕事のためにはやらないといけない。。。やりたくない仕事でも、食べていくためには仕方ない。。。苦手な人とも付き合っていかないといけない。。。という気持ちを経験したことも多いかもしれません。

特に、フリーランスとして活動したてで、とにかくお金を稼がなければ食べていけないときなら、仕事は喉から手が出るほど欲しいものですよね。だから、自分に嘘をついてでも、仕事のためなら、、、という誘惑にかられるのは、よくあることだと思います。

僕も音大を卒業して活動をはじめた頃、このようなことで悩んでいたことがありました。特に僕の場合は、音大時代の全ての時間とお金をかけて制作したCDが、発売後1週間で違法アップロードされてしまったこともあり、制作資金を回収するため、苦手な仕事や、本当はやりたくないような仕事を受けたこともあります。

こういった仕事を受けることは、精神的にも結構辛いものがあるのですよね。。苦手なので時間も余計にかかってしまうため、時給換算したら一体いくらになるんだろう、、なんて怖くなることも多々ありました。気持ちの面でも辛い部分があり、、大げさに言うと、自分の信念を曲げてしまっていたり、魂を売ってしまったような気持ちにすらなったこともあります。

もしあなたが、「仕事のために信念を曲げないといけない」と感じたことがあるなら、、もし今もこんな状況にいるのなら、、、あなたに紹介したい話があります…。

 

年間2,000億円の売上を捨てた
アメリカのドラッグストア「CVS/ファーマシー」

CVS Pharmacy photoPhoto by JeepersMedia

アメリカにCVS/ファーマシーというドラックストアのチェーン店があります。

Wikipediaによると、

CVSはアメリカ最大の薬局チェーンの1つで、41州に約6,800店を展開している。CVSケアマークの小売り薬局部門として、CVS/ファーマシー、ロングスドラッグスといった小売店およびcvs.comによるオンライン販売を通じ、処方薬のほか、美容用品、化粧品、写真現像、季節商品、グリーティング・カード、食料品といった一般商品を販売している。

このCSVが、2014年に大きな方針を打ち出しました。

それは、「人々の健康を支援する」という自社のミッションとの一貫性を重視して、年間2000億円あったタバコの販売を止めることにしたのです。

その戦略は見事に成功し、「タバコの販売を最初に停止した、健康に配慮するドラッグストア」としてのブランディングを確立しました。その結果、2014年第4四半期の売上は前年比12.9%の増加。しかも、優秀な人材が就職を希望してくるようになったそうです。つまり、CSVが信念を貫く姿勢に共鳴する人が多かったということです。

会社の信念を貫いて、タバコという目の前の売上を捨てた結果、それ以上の売上や人材をもたらすことになったという事例です。

 

世界のトップリーダーの共通点

Entrepreneur photo

僕は昨年より、国際経営コンサルタントの植山周一郎先生の元で、グローバルビジネスと英会話のプライベートレッスンを受けています。その中で、世界のトップリーダーについてのケーススダディをしたのですが、成功している起業家にはある共通点がありました。

まず、僕が大好きなApple創業者のひとり、スティーブ・ジョブス。

彼は、たとえ周囲から強い反対があったとしても、自分の信念を貫くことで有名です。彼の周りには「現実歪曲フィールド」が広がっており、ひとたびその空間に入ってしまうと、実現困難だと思われることでも、容易に実行可能な気がしてしまい、彼の意見の通りに行動してしまうそうです。

彼のカリスマ性がそうさせるのでしょうが、映画「スターウォーズ」に出てくるフォースの力に近いものを感じますね。

Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは、起業する前、当時の仕事の上司に「インターネットで本を売る会社を立ち上げたいんです!」と言いました。しかし、その上司は「ものすごくいいアイデアだね!でも、それは君の仕事を捨ててまでやるべきことなのかな? (中略) 今、君はものすごくいい仕事についていると思わないかい?」と言われたそうです。

実際、ジェフ・ベゾスの給料はとても良かったので、十分に豊かな生活は可能でした。しかし、ジェフ・ベゾスは自分の信念に従って、それまでの仕事を辞め、Amazonを立ち上げました。その結果は、あなたのご存知の通りです。

また、もしオバマ元大統領が「黒人は大統領になれない…。」という過去の事実に立ち向かえず、自身の信念を貫くことができなかったら、オバマ大統領は誕生しなかったでしょう。

とはいえ、置かれている状況によっては、自分の信念を貫き通すことは簡単なことではないかもしれません。

しかし、信念を貫き通すことによって、クライアントやリスナーなどの顧客を惹きつけ、仕事が増えることもあります。さらに、優秀な仲間が増えていくことだってあります。そのうえ、あなたの信念こそが、あなたの夢を実現するための原動力だとしたら、どうでしょうか?

「そんなのキレイゴトだ」と思う方も多いかと思います。でも、信念を曲げた結果、世界的に成功した起業家や大物がいるでしょうか?

自分の信念を曲げて、魂を売ることで生まれた音楽に、どのような力があるでしょうか?

 

音楽の進化とその向こう側へ
天野 翔

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天野 翔

作編曲家、声楽家(バリトン)、社長兼CEO at Office Lacroix合同会社
国立音楽大学音楽学部作曲専攻卒業。在学中よりロックオペラバンドLacroix Despheres(ラクロワ・デスフェール)を主宰し、作編曲・作詞・ヴォーカル・プロデュースを行う。
劇伴や舞台など様々な制作に参加するほか、全国植樹祭での御前演奏や、国際音楽祭、ミュージカル、映画にも出演し、パフォーマーとしてのキャリアを積む。
2017年、父である作曲家・天野正道の還暦記念コンサートをきっかけとして、「音楽」が存在していたからこそ自分が「生まれ、育てられ、生きてこられた」ことを再認識し、「音楽」にこの身を捧げることを改めて決意。
「音楽の進化とその向こう側へ」をミッションとして、様々な違いを超えて音楽で繋がれる世界を目指している。
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